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LINEヤフーが「検索連動型ショッピング広告」を提供、コマース検索モジュールに掲載

本日もマーケティングニュースです。

LINEヤフーが「検索連動型ショッピング広告」を提供、コマース検索モジュールに掲載

impress business Web担当者向け 12/5より

検索ショッピング型広告とは検索結果画面などに表示される商品画像付きの広告のことで、

こんな感じです。

検索結果の前に検索結果に関連した商品が詳細とともに表示される仕組みです。これはGoogleでの表示ですが、これがYahooでも1月10日より開始されます。

商品グループで商品を細かく分類して設定することで、取り扱う商品種類が多くてもきめ細かいターゲティングや入札価格の調整が可能。利用には、商品情報の掲載と、キャンペーンなどの作成や入札価格の設定が必要となり、広告のクリックが発生した時に広告料金が発生する「クリック課金型」となる。

https://webtan.impress.co.jp/n/2023/12/05/46121

このショッピング型広告のメリットとしては

  1. 購入見込みの高いユーザーにアプローチ
  2. 露出度の向上
  3. 充実したレポート機能と競合状況データ

があげられます。(出典:Google広告ヘルプ「ショッピング広告について」)

購入見込みの高いユーザーにアプローチ

そのまま商品購入ページに繋がっているので、CVRの高さが魅力的ですね。また、広告のクリックが発生したときに広告料金が発生するシステムなので、CVRが高いことを考えると割安だと思われます。

ユーザーは広告をクリックする段階で商品の内容と値段を理解しているので、平均的なウェブユーザーに比べて、購入に至る可能性が高くなります。

Google広告ヘルプ「ショッピング広告について」

Instagramで検索したときにショッピングのページへ誘導されるのもこれに当たるのではないでしょうか。

露出度の向上

表示順序などは入札価格(掲載料的な)ものによって変動します、Yahooの場合はこれが有料ですが、Googleの場合だと無料で掲載できるパターンもあるようです。

どちらが良いなどはまだわかりませんが、手っ取り早く手軽に始めるならGoogleかもしれません。

充実したレポート機能と競合状況データ

クリック数やアプローチについてのデータが取れるので、どこのブランドが人気なのかも分析することができるようです。

特に個人的には①のメリットが非常に優れていると感じます。検索するということはその時点で興味関心がその商品に対して抱かれている。つまり、AISAS理論で言うと「 Search(検索)→ Action(購買)」の部分を一撃でクリアしているので、スムーズに消費者行動が行われると考えます。ちなみにAISASは電通の登録商標です。

いちいち通販サイトで調べ直すよりもその場ですぐ買えたほうが時間もかかりませんし、無駄な手間が省けますから。

まとめ

大手検索エンジンがショッピング広告をスタートさせることで、このショッピング広告が通販のWeb広告のベーシックな形になるのではないでしょうか。少なくともAISASのうち、S/Aが一纏めになるのでも消費者側でも、広告サービスの相当の利点がありそうです。

用語解説

CVR:conversion rate Webサイト訪問者のうち、そのWebサイトが目標とするゴールに至った件数の割合。通販なら購入など。

CPC : Cost Per Click  インターネット広告において、広告を閲覧したユーザーが1クリックするごとに何円の費用がかかったのかの指標。CPCが低ければ低いほど広告の費用対効果は高い。

AISAS理論: 消費者の購買行動プロセスの代表的モデルの1つ。Attention(注意)→ Interest(関心)→ Search(検索)→ Action(購買)→ Share(情報共有) と言う流れ。Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)のAIDMA理論の欲求と記憶が検索と置き換わる。

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