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【計算できる?】4人で3時間のタスク、6人でやると何時間?|業務効率化に必須の仕事算

今日はニュースではなく、ちょっとしたコラムの紹介です。

仕事算をご存知でしょうか。

簡単にいうと、この仕事は何人であればどれだけの時間でおわりますか?という問題です。

将来的にディレクターを目指していて、それくらいはすぐに計算できないといけないといけないだろうなと思っています。

その仕事算について少し解説をしたいと思います。

計算できる?】4人で3時間のタスク、6人でやると何時間?|業務効率化に必須の仕事算

impress business 算数が苦手なマーケター向け算数基礎講座(4)より

まずどんな仕事も基本的に1人だけでやるということは少ないです。

大体複数人で行うと思います。ただ、それが何人必要かというのは何か指標を持ってないといけません。

例えば、大体自分はブログの執筆に30分程度の時間を費やしています。この1人で30分というのが指標です。

1人であれば30分かかる仕事はざっくりと計算すると、2人でやれば15 分で終わる。よね。てことはこの仕事を5分で終わらせるためには何人必要ですか?というのが仕事算です。

大体の問題だと「これだけの仕事をするのにXX人で行うと、XX日で終わる。しかしYY日まではYY人で行わなければならない。果たして仕事が完了するのは何日かかるか」という少し高度な問題に変わります。

早速例題を解いてみましょう。

問題

ITパスポート試験 令和5年度 問55
ソフトウェア開発の仕事に対し、10名が15日間で完了する計画を立てた。しかし、仕事開始日から5日間は、8名しか要員を確保できないことがわかった。
計画通り15日間で仕事を完了させるためには、6日目以降は何名の要員が必要か。ここで各要員の生産性は同じものとする。

ITパスポート試験 令和5年度 問55

答えは11人です。

では解説します。

解説

まず、最初の段階では10名で15日かかるので、

10(人)× 15(日)= 150

この仕事のトータル仕事量は150と考えられます。

次に、5日間の間でこなすことのできる仕事量を求めます。
これは先の計算と同じで

8(人)× 5(日)= 40

5日間の間でこなすことができる仕事量は40です。

つまり、6日目〜15日目までにこなさないといけない仕事量は

150 ー 40 = 110

残り110の仕事量を10日間でこなす必要があります。

ということは

X(人)× 10(日) = 110

X=11人

というわけです。

解答の流れは

  1. 全体の仕事量を求める
  2. 途中までの仕事量を求める
  3. 残りの仕事量を何日でこなすためには何人の人員が必要かを求める

日にちを求める場合でも同じように求めることができます。簡単ですね。

こんな感じで複雑に見えて、やっていることは非常に単純です。

この問題はITパスポートの出題ですが、もちろん就職試験などでも出題されますので、覚えておいて損はないと思います。

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